うぶけやとは

天明3年(1783年)創業以来、各種打刃物の製造販売を専業とした刃物店でございます。

屋号の『うぶけや』とは初代の㐂之助(きのすけ)が打った刃物が「うぶ毛でも剃れる(包丁、かみそり)切れる(鋏)抜ける(毛抜き)」と、お客様から評判を受け、名付けたものでございます。

創業地は大阪の新町橋橋詰でございます。
1800年代に入り、長谷川町(現、堀留町)に江戸店を構え、区画整備などの理由から明治維新の時には現在の場所(人形町)にて深きご愛顧をいただき、今日に至ります。

※なお、大阪本店は現在はありません。

威信の頃より明治のはじめ大江戸趣味風流名物くらべ

職商人

手前共は二代目以降『職商人』という形態をとっています。
職商人とは、”店をしっかり持ち、腕のいい職人に刃物を作らせ自身で刃をつけ、納得いくものを販売する”というもので、「職人であり商人」であることをいいます。昔の刃物屋はほとんどがこの形態をとっていましたが、今ではこの形態をとっているお店が少なくなってしまいました。

手前共は、お客様の要望に限りなくお応えする為に、この伝統を守ってまいりました。

昭和初期の職人たち

刃物

和、洋包丁各種、裁ち鋏各種、毛抜各種、剃刀、和鋏(握り鋏)各種、諸流生花鋏各種、洋鋏各種、小刀各種、ナイフ各種を取り揃えています。

※包丁、小刀の特注も可能な限り承ります(要相談)

刃物は何千年の歴史があり、その時を経てある程度形が完成されています。この黄金比を崩すと、お直しが出来なくなったり、使い勝手が悪くなってしまう恐れがあります。しかしそれと同時に時代のニーズや新しい鋼材の発展もあります。
基本をしっかり踏まえた上で商品作りに励んでおります。

刃物は「切れもの」と、云うところから縁が切れるに通ずるので贈り物にはむかないと思われがちですが、例えば鋏は二つの刃が一つの目的に向かって協力して働かねば役に立ちません。これはそっくりそのまま新婚家庭に贈るはなむけの言葉になります。

また昔から料理の上手な奥さんを持った旦那様は幸せな人だとも云われます。
その料理の味わいを生かすのも一丁の包丁からとすれば包丁こそ一家和合のシンボルと申せましょう。

道路、橋の開通、建造物の竣工、開通式にはかかせぬテープカットの鋏、進水式では小さなオノがつきもの、ウエディングケーキにはナイフ等刃物こそおめでたい席でかかせぬものとなっております。

縁を切るのでは刃物屋は成り立ちません。

うぶけやで切れないものは毛抜きとお客様とのご縁

先代が残した言葉でございます。この言葉を肝に銘じながら商いをさせていただいでおります。

登録第58号中央区民文化財。この中には日本で初めて裁ちバサミを作った弥吉の裁ち鋏も展示しております
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